JAGUAR大分 訪問 04.01.17

 何度も公言している通り、私は昔っからJAGUAR大好きです。一番初めにJAGUARを意識したのは、スーパーカーブームの頃、モーターマガジン誌でマルーンの外装に真っ白な本革の内装のXJ12(だったと思う)を見たときです。「いつかはこんな車に乗りたいという風に若い人たちに思ってもらいたい。」と記事に書いてあったように思います。なんせ30年近い昔のことですから、記憶も怪しいもんですが。

 今回の目的は総アルミ製の新型XJです。カミサンも一緒なのでゴージャスな雰囲気に二人で浸れそうです。都町(大分市のナイトタウン)にあるJAGUAR大分にリクエストカード片手にへこへこ出かけて行きました。

いやあ大きいですよね

 以前Xtypeに試乗させていただいた折り、私がセヴンに乗っていることをお話しておいた事もあってか営業の生野さんはとってもみすぼらしい格好の夫婦に嫌な顔一つせず、試乗車を用意して下さいました。「どうぞ、奥様とご一緒に乗られてみてください。」と勧めてもらっても、パーキングブレーキの解除の仕方もわかりません。シートの調節もどこをあたればいいのかわかりません。パーキングブレーキはギアをドライブレンジに入れれば自動で解除(ギアをパーキングに入れれば自動で設定)。シートの調節はシート下でした。

もちろんだけどゴ〜ジャス〜

 動かし始めてすぐに思ったのは「軽い!」ということでした。全ての操作系も軽く、重いメルセデスのスロットルに慣れた私は、初めの頃アクセルを踏みすぎてギクシャクしてしまいました。全長が5mを越えているせいもありますが、とっても長く感じます。高いダッシュボードと低い着座姿勢がなおさらフロントフードの長さを強調します。しかし、気持ちよくドライブできます。やっぱり最新の高級車です。身分もわきまえず欲しくなってしまいますが、ローバー75などと違って「おまえなんかにゃ買えっこない」という気が強くします。古いJAGUARはフレンドリーなんですけどねえ。

フロントビューはどっから見てもJAGUARです。

 「もう戻ってこられたんですか。ゆっくりたっぷり試乗していただいてよかったんですが(^。^)」と生野さんがおっしゃいます。ぶつける前にと思って一回りして帰ってきたんですが、そんなことだったらもっと堪能しておくんでした。

とってもきらきら。デザインが行き届いたドアハンドル

 「立派ですねえ。」と車の事は全く詳しくないカミサンも見惚れています。そばに置いてあった旧型のXJのシートと座り比べながら新型の大きさ(特に車高)を確かめます。(買えないけど)

 「こんなに素晴らしい出来なら、メルセデスよりこっちを選ぶ人がたくさんでそうですね。私もこのクラスの車を買うお金があれば、絶対こっちにします。ほんといい出来ですね。」と素直に感想を述べさせていただきました。

近頃の車はこのくらいのでかいホイールじゃないとサルーンでもだめなんでしょうか

 お礼を言って自分の車に乗り込むと、メルセデスがとっても小さく感じました。取り回しも楽です。さすがXJはフルサイズサルーンだなあと思いを強くしました。どなたかJAGUAR大分で買われませんか?