Patissiere Sumako(パティシエール スマコ)  04.06.13

 ピッコロピアッツァにお邪魔した際、「甘いものがお好きなら・・」とオーナーシェフの中川さんがこのお店を紹介してくださいました。中川さん曰く「一つで満足できるケーキです。」それなら行ってみなければ。

 ピッコロピアッツァで見せていただいた案内地図を思い出しながら、お店に行きました。場所は大分ICのすぐそばの丘の上

  という絵柄の看板が、道沿いの普通の民家の門に立っています。「特に目立つ案内は出していません。普通のアパートのような窓に、お店の名前が書いてありますから。」と前もって教えられていなければ、わからないような佇まいです。

なんとなくかわいいお店の中

 確かにふつうのアパートの6畳間が「店舗」で、奥のダイニング等がキッチンになっています。

絶品のクレームブリュレ

 特に美味しそうだったのが、このクレーム ブリュレ。お客さんに渡す直前に仕上げをするそうです。それでも「買ってから40分以内に食べていただかないと・・・」とのパティシエールの言葉。

おいしそう夕方だったので残っていたのは少し

 他にも一切手を抜かず、「本物」を追求したケーキが並びます。「忙しいのは全くかまわないんですが、ケーキを作っている最中の電話だけは困るんです。ほんのちょっとでも目を離すと、タイミングを逃してだめになっちゃうんですよ。それで朝からお店を開けるまでは、申し訳ないけど電話にもでれなくって(。、ヾ」

「あのう、写真を撮らせてもらってもいいですか?HPに載せたいんですけど。」とお願いしてみると、「構いませんけど、まだ仕上げをしてないのが多くてあまり見栄えがしないけどいいですか?」と逆に心配していただきました。確かに買ってから包装するまでに、一手間かけて最高の状態で渡そうと心がけていらっしゃるようでした。

 結局、その日お店に残っていた8種類のケーキのうち、7種類をゲットして帰ることにしました。「子どもたちへのおみやげ」という口実で。包んでくれる時にも、ババロアだけは別包装です。「どうしても別にしないと、せっかくだから・・」一つひとつの言葉から「美味しい状態で食べていただきたい」というパティシエールの強い願いが伝わってきました。そこで、のんびり帰る予定を変更し、高速を使って大急ぎで帰宅しクレーム ブリュレをいただきました。いやあ、美味しかったです。甘いものはだめな私ですが、今度また買いに行きたいと思います。

OPEN 12:00〜19:00
定休日 月・火