ETC取り付け 09.04.02

 2週間後に迫った四国遠征に向け,今や必須アイテムとなったETCを取り付けることにしました。以前から濡れることを考え,アンテナ車外設置タイプを探していたんですが,普通の倍くらいする価格に手が出せずにいました。この度の大騒動の中,なんとかネット通販で手にいれることができました。

やっと届いたMOBE-401

 購入したのは業界唯一のアンテナ車外設置タイプである「MOBE-401」(希望小売価格31,500円)です。普通のETCを購入し,アンテナが濡れないようトランクルームに設置することも考えましたが売り切れで手に入らず,当初の計画通り購入しました。(全額カミサンに借金ですが(>_<)

アンテナ取付位置テープで固定

 早速取り付けです。ワインを1本空けた後でしたが,あんまり酔いを感じなかったので,のんびりやります。こんなときはバッテリーにつけたカットオフスイッチがなにより有り難いです。アンテナ底部にはマグネットがついていました。センサーの受信角度を考えながら写真の位置にセット,念のためテープで巻きました。FRP製のノーズコーンが電波を通すのは多くの方々の報告で知っていましたので,何の心配もありません。

穴は12mm径こちらにも穴をあけて

 本体の方はちょっとでもセキュリティを考えて,鍵のかかるトランクに設置することにしました。アンテナケーブルをトランクルームに引き入れボックスに穴を開けました。

電源はここから

 電源は以前レーダー探知機を取り付けたケーブルから分岐させてとりました。

 こんな感じで取り付け終了です。のんびりやって2時間でした。キーをひねると作動確認のアナウンスは聞こえました。酒を呑んでいるのでテストは翌日回しです。仕事から帰って最寄りの別府湾SAに向かいました。現在スマートIC試験中で,ここから別府ICまでは150円で済むからです。結果は,,,何の問題もなくゲートが開きました。これで難題クリアです。

(10.08.1加筆)

 今年春の事でした。セヴンで久しぶりに高速に乗ろうとETCのゲートに向かったら・・・が〜んエラー表示が出てゲートが開きません(>_<)慌てた係員さんからチケットを発券してもらったものの、心配になりすぐ次のICで再度試してみることにしました。

 親切な係員さんから「エラーが出たらそのままバックして戻って。そしたら大丈夫だから。でも後続の車が来てたらその手は使えないよ。」と言われ再チャレンジするもやっぱりダメ。カードは正常に機械で読み取れるそう。諦めて下道を帰りながら考えます。

 考えられることは二つ。一つはアンテナ線の断線。もう一つはゲートの通過速度を下げるためと称してETCの感度を落としているのではないかとの疑念。ご承知の通り、私のアンテナはノーズコーンの中に設置してますがそれで感度が落ちているのではと思いました。そこでアンテナを見えるところに移動させてみることにしました。

 場所はここ。う〜ん美しくないなあ。とりあえずこの状態で再挑戦です。再挑戦に選んだICは宇佐別府道路の「大分農業公園IC」です。ここは交通量が少ないので、ゲートがETCと一般の共用になっています。もし、ゲートが開かなくても係員さんがチケットを発券してくれるし、何よりも現在宇佐別府道路は無料実験中なのが嬉しいです。

 結果は、何事もなくゲートが開きました。アンテナケーブルの異状ではないことがわかったのは良いことですが、アンテナユニットが剥き出しというのも嬉しくないですねえ。

(11.04.02加筆)

上記の手当をして、しばらくは無事を得たものの、2月にそれは起こりました。
車検に出すため、高速に乗りました。入口では問題なくゲートは開いたものの、出口でエラーになり立ち往生(>_<)

その後、再びトライするもやっぱりエラー。きっとボンネットとの干渉でアンテナが断線状態になっているに違いないと思いました。

という訳で、対策です。前回は面倒くさがって上記のようにつけましたが、ボンネットと干渉しないようスカットルの穴(昔のオーナーがミラー直づけのため開けていた)を利用し、コードを通します。この穴はちょうどスタンションの下になるため目立ちません。さらにアルミパネルとの接触により断線するのを避けるため、何かいいのはないかとガレージ内を物色していると、あったありました。ハトメの部品。試しに穴にはめてみるとピッタリ無加工でOK。念のためアンテナ線にビニールテープを巻き、完了です。ついでに配線のため外していたシートまわりにも掃除機をかけすっきり。暫く放っぽっている間にかなり砂などがたまっていました。

こんな感じになりました。でも、作動しないと何の意味もありません。農業公園ICにておそるおそるゲートに向かうと「制限速度20km」の表示がピカピカしました。「これはいけるかも」と思うやいなや、ゲートがスッと上がりました。やったー\(^_^)/

(11.12.11加筆)

と喜んだのもつかの間、またまたエラーになりました。ゲートの後ろにはどんどん車がたまってきて「何やってんだ(怒)」という視線が痛いし、もう何がなんだかわかりません。そこでセヴンが長期ご不動様になったのを機会にメーカー修理に出してみました。下の画像は戻ってきた車載器です。取扱説明書が2部あるのがミソです。

結果は「車載器の通信系統に異常を確認しており、本体交換が必要です。なおアンテナケーブルに異常はありませんでした。」でした。結局アンテナ線を含め全て新品交換。費用は8000円弱でした。でも、肝心のセヴンがないために動作確認はできないままです。