メーターリング取り付け(BDRきら〜り計画3) 17.7.16

 おもむろに固着したステアリングを外しにかかるフレイザー九州の野田社長。メッキメーターリングを取り付けるための下準備に訪問しました。目的はタコメーター交換。

 クラシック調に憬れる私は以前からメッキリングをつけたかったのですが,なかなか手が出せずにいました。小さい方のメーターリングはほぼ1種類しかなく,悩まずに決まっていたのですが,スピードとタコ用のメーターリングには古いスミスみたいなのをつけたかったんです。ネットでばっちりなものを見つけたのですが,結構いいお値段がついています。いつものCOZYに相談すると,「6000円は高いよ。小さい用のとおそろいなら1600円くらいで売ってるよ。スミス調のリングならうちにも在庫があるよ。安く出すよ。」とありがたいお言葉。それならと行動に移すことにしたのです。

 現在のセヴンにはクラシックぽくしたいという願いだけで,メッキリングのついたスミスの電気式タコメーターを15年前からつけています。メッキリングが入手できるならと,外したままだったVDOの機械式に戻すことにしたわけです。しかし,これが,後で,,,,,

 小さいメーターの分は,全く苦労なく簡単にフィット。問題は大きい方。

 実はネットで見つけたリングの画像をCOZYに送ると,「形が違うね。ウチにあるのよりむこうの方がよりクラシックスミスに近い。ウチにあるのはイギリスに行ったときに買い付けてきたもので,VDOのメーターにはちょっと大きめなので加工が必要なんだよ。ちょっと探してみるよ。」とのお言葉。結局ネットで見つけたのは,とうに完売していてページを削除してなかったとかで入手できませんでした。「まあウチでも考えてみるよ。」と恒元社長の言葉を信じて待っていると,品物が届きました。「ウチでいろいろ試してみて,これなら大丈夫という方法を見つけたからスポンジテープ等もつけて送りました。」とありがたいお言葉。なんて親身になってくれるんだろう。

 んで,挑戦です。かなり苦闘しましたが,スピードメーターの方はなんとか取り付けできました。問題は,そう,VDOのタコメーターです。他のメーターと違いリム部が三角になっていてどうにもとっかかりが見えません。

 タコメーターを取り外して,かなりいろいろ手を尽くしてみましたが,よいアイディアが浮かびません。かといってこのメーターを諦めて,スミスのメーターに戻してもせっかくのおそろいのリムデザインが台無しになります。さて,どうしよう。。。。。

 ん,んん!? 閃きました。外したスミスのメーターのリムは一部がまっすぐたっていて,これなら購入したリングが取り付けできるかも。やってみました。スピードメーターと違い外した状態からだったので,あっけなくリングの取り付け完了しました。ん,ということは,もう一度フレイザー九州に持ち込みか?(電気の配線がわからない)

 画像はとりあえずセットしたものです(タコメーターははめただけ。)今は,フレイザー九州に持ち込むため,またVDOに戻してあります。

 無事取り付けできるか心配いただいた恒元社長にできたと報告したら「ご苦労様でした。英車にありがちなパーツ加工取り付け要の典型的な例です。」だって。でも,これでBDRきら〜り計画(15年ぶりに発動)がまた一歩進みました。

 ステアリングを外しついでに,先日サイドスクリーンに体重をかけられ歪んだスクリーン取り付け部の修理にかかりました。裏から叩いてパネルを整形し頑丈なあて板を裏にカマしてねじを取り付けました。普段隠れている部分の汚れが目立ちますが,今度磨く時に併せて落としましょう。