シフトレバー交換  20.07.12

 以前,カセさんからいただいていたロータスロゴ入りのウッドノブ。取り付けたくて何度か買った時からついているアルミノブを外そうとしましたが,固くてなかなか外せずにいました。

 ふと思い立って,たっぷり潤滑剤を吹きかけ待つことしばし,プライヤーで挟んでぐいっと回すと,「お,回る!」と思った瞬間,あろうことかノブがゴトッと落ちました。がーん!!!!!!捩じ切っちゃった。ショックでぼーぜんとなりました。気を取り直して,こんな時はすぐCOZYに連絡です。

 やっちゃいました。助けてください。貰ったシフトノブに交換しようと、潤滑剤をたっぷり吹いてからノブを回すと付根から折れちゃいました。どうしたらよいでしょう?
何か棒を被せたらシフトはできるので、そちらに自走持ち込みは可能です。

 次の日,COZYに電話をかけると「どんだけ力入れたの?(笑)セヴン持って来てもいいけど,簡単にシフトレバー外せるからこっちに送ってよ。状態を見て修理できるかどうか判断しましょう。」とのお言葉。普通のオーナー相手なら,「部品代33000円(税別)です。」というところなんでしょうが,私相手なのでなるべく費用を抑える方法を教えてくれました。
「簡単に」という言葉につられ,工具を持ち出します。

 トンネルカバーを外し(どうせ自作,惜しくありません。)シフトブーツベースを固定しているリベットを揉んで外すと,固定している3本のねじが見えました。

「ん,社長が言ってたねじとちがってトルクスねじで固定されてるぞ。このサイズの持ってたっけ?」と工具箱を探すとありました。T40の先っぽが。

 さて,この3本のねじを外すとスポッととれるって話だが,とつぶやきながらねじと格闘です。なんたって数十年ぶりに回すねじですからスムーズに取れるか不安です。これが+ねじでなくトルクスねじなのが幸いです(ねじをなめにくい)2本は割と簡単に外せましたが,最後の1つが全く動きません。目の前では捩じ切っちゃったシャフトの断面が鈍く光って私を威嚇します。いやな予感が頭をよぎります。

 びびった私はもう一度COZYに電話。幾つか対処方法を教えていただきチャレンジ。慎重に体勢を整えて(ねじも大切だけど,腰や背中の筋も大切)回すと「と・れ・た」。すぐ次の日にCOZYに送りました。

「このノブのねじ,完全に固着してるね。再利用無理だから捨てるよ。」と恒元社長の宣告。結局,在庫の中古部品を送ってもらうことにしました。「新品でなくてよい?」と尋ねられたけど,「壊れた部品は経30年の大中古,それよりましでしょ。」金銭的にやさしい方を選びました。

 待つことしばし,部品が届きました。取り外しに比べたら組み付けは簡単。30分で終了でした。

 恒元社長,カセさん,ありがとうございますです。