ガソリンタンク補修 その2  04.01.18

 一度は修理した燃料タンクですが、一月ほどしてガレージの中がとてもガソリン臭いのに気がつきました。不審に思いチェックしてみると・・・・燃料タンクの下にガソリンの池ができちょる。。。。。。。絶句。。

やっぱ振動をしっかりcutせな〜いかん

 そういえば思い当たるふしがあります。タンクを取り外した時に受けとなるスポンジがボロボロだったのをそのまま再使用したんです。きっとこれでタンクと台座が干渉して穴が空いたに違いないと見当をつけました。すでに手慣れた作業なので、火気に気をつけながらガソリンを抜き、タンクを取り外します。今回はきちんとスポンジを買ってきて取り付けました。

この角を溶接してもらいました

 今回は年末だったこともあり、天日でよくタンクを乾燥させました。(これが間違いのもとでした。)タンクをananさんに預け、再び溶接してもらいました。これでよしよしとタンクを取り付け、ガソリンを入れて暫く、、、またまたガソリンが漏れています。よーく見ると、溶接したところとは別のところから漏れています。ここもか〜。いやホントはここが原因だったのかも〜(;´_`;)きちんと水を入れて、どこから漏れてるか徹底的にチェックしておけばよかった〜。加えてさらに、また新たな問題が。。。

 燃料系の針がKeyを回したとたんフル状態に振り切れます。前回はこんなことはなかったのに〜???ananさんに再度、溶接のお願いをするとともに、COZYに電話をして原因を尋ねました。「どっかがリークしている可能性が高いです。せっかくの機会だから、一度タンクについているセンダーユニット(フロート)をチェックしてみてください。固着している可能性もあります。構造を知っておくのもいい勉強ですよ。センダーユニットを取り付けているガスケットはゴムですか?それともコルク?コルクなら再使用できないので、ゴム製をこちらから送りますから。」と恒元社長は毎度のことながら優しく相手をしてくれました。

すっげ〜サビだらけやはりガスケットはコルク製

ということで、思いきってセンダーユニットをはずしてみました。よく見るとコードが外部につながる端子のところで断線しています。「これだったのか〜。はずしてみてよかったな〜。」と思いながらハンダで留めました。

トリマーで削りました

 タンクが戻ってくるまでに日にちがあったので、以前から気になっていることをやっつけることにしました。それは、燃料タンクの上に置くベニヤの板と、リヤウイングを留めているリベットが着脱の際、干渉してとっても邪魔だったのです。位置を決めたあとトリマーでチョチョイと削って終わりでしたけど。

きれいに掃除をしてスポンジを取り替えて

 さらに、台座のスポンジも再度漏れたガソリンがついたため、念のため取り替えました。

戻ってきたタンク。これでもかとアルミが盛られています。

 またまた戻ってきたタンク。今回指定したところにはこれでもかとアルミが盛られています。何度も何度もすみませんです。m(_ _)m

これがCOZYより届いたガスケット

 COZYからセンダーユニットのガスケットが送られてきました。これで万全なはずです。一つひとつ手順に従い取り付けました。全部終わって、ガソリンをタンクに戻し、イグニッションをONにしてみると、、、、、

 ガソリンは漏れてきません。しかし、燃料計の針はやっぱりフル状態に振り切れています。(@_@)さてはハンダづけの失敗か?またまたセンダーユニットをはずし、今度はアルミスリープで圧着しました。これでこの部分にできることは終わりです。祈るような気持ちで再び取り付け、イグニッションをONにしてみると、、

 やっぱり燃料計の針はフル状態に振り切れます。「え〜ん。電気なんか大、大嫌いだ〜!」と泣きながら再びCOZYに電話です。

「〜な状態なんですけど。わきゃわからんので今度持って行くから見てもらえませんか?
「ん〜、ヘンだなあ。断線よりもリークだと思うんですが、どっか接触してません?」
「接触???+の端子はプレートとプラスティックで絶縁されていますよね。それで・・・んんん!待てよ、ひょっとして・・」

これが元凶だ〜

 よくよく見てみると+端子が曲がり下のプレートと微妙に接触しているようです。試しに少し曲げて浮かせてみると、燃料系の針は何事もなかったように正常値を示しました。なんたるマヌケでしょう。たったこれだけの事で大騒ぎしてたなんて、穴があったら入りたいです。やっぱり電気なんか大、大嫌いです。

「あ、わかりました。あっという間に解決しました。ありがとうございますですぅ。(チャンチャン)」ということでむき出しの端子にビニールテープを巻いておしまいです。

どうにか終わった〜。あ、ロールバーつけなきゃ。

 はね石などが当たらないように燃料タンクにアンダーカバーを取り付けることも考えた方が良いかもしれませんね。

(12.09.29加筆)

 先週の日曜日,ぽっかり時間が空いたので「んじゃSMPのツーリングコース下見にでも行ってくるか。」と軽い気持ちでセヴンに乗り,GSに寄ることにしました。でも走行距離とガソリン残量に違和感が。。。んん,ナンだろう。?

 GSで結構走るからとなみなみとガソリンを入れていると店員さんが「あの,ガソリン漏れてません!?」「えっ!?」

 げげっ!地面にガソリンの池ができちゅう(>_<)考えられることは一つです。

 平静なふりを装い,皆様の邪魔にならない所へ移動させました。タンクを露出させてみると,やはりセンダーユニットのゴムパッキンがぼろぼろになってガソリンが漏れていました。満タンになってなかったから気づかなかったのね,今まで。

 その場からCOZYに電話をかけ,すぐガスケット(パッキン)を送ってもらうようにしました。「こんなことがあるから,ガソリンはあまり満タンにしない方がいいんですよね。」と言われましたが。とりあえず,満タンのガソリンはしゅこしゅこと半分くらい缶に移してGSに保管してもらうことにして,帰宅しました。

 次の日,仕事から帰るとガスケットが届いていました。すぐに交換し,再びGSに赴きガソリンを入れました。ちゃんちゃん。あ,COZYにお金払わなきゃ。