もうすぐ春本番単独ツーリング  06.03.23

 一年の仕事に区切りがついたこの日、陽気に誘われ単独でふらりとでかけることにしました。

融雪剤も昨日の雨で完全に消えました手前の草原は野焼きが終わってます

 木々はまだ冬の装いですが、由布岳の雪もすっかり消えています。空は柔らかく晴れています

風のハルカですっかりおなじみ由布岳

 山々は野焼きのすぐあとで、山肌が黒々としています。鼻をくすぐるのは焼けた草のにおいです。

車がいない車が全くいない

 やまなみハイウェイをのんびり走ります。平日の午前中だからなのかほとんど車の姿をみかけません。40km/hほどでドコドコ春の風を浴びていても誰からもせっつかれたりしません。いやあのんびりリフレッシュしますなあ。

とってもおだやかな天気です真北方向を望みます川は酸性が強いそうです

 せっかくなので、いつもは素通りする長者原にセヴンを駐め、ノンビリ自然研究路を歩いてみることにしました。ここを歩くのは20年ぶりです。タデ原という名の湿原の中に立派な木道が伸びています。湿原の中を流れる小川には小魚がいっぱい。ここにももうすぐ野焼きの火が入ります。(野焼きは2日後のことでした。大分合同新聞のHPではその様子が動画でご覧になれます。)

木々には新芽がついています。芽吹くのももうすぐ一際緑が鮮やかでした。でも有毒だそうです

 草原を抜けると一転して森の中の光景に変わります。ミヤマシキミの群落では鮮やかな色の実をつけていました。鳥の声が明るい木立の中に響きます。ノンビリするなあ(^.^)

おだやかだなあ

 瀬の本に回って、久住高原を走ります。ところどころすでに緑の色がひろがりはじめています。春だなあ。

雨のおかげで道の荒れ具合までくっきり対向車がいない

 黄砂のせいでしょうか。阿蘇五岳はかすんで見えません。道の横にはあちこちに野焼きの跡が広がります。草原の中を駆け抜け一路め組茶屋をめざします。昼食の気分はざるそば。

広域農道を久住から北に走ってワインディングが始まるところにありますそばもり800円水を汲みに来る人は大勢いますがなんと有料です

 手打ち蕎麦をノンビリ食べていたら、時間がなくなってきました。午後からは仕事です。それまでとはうって変わってダッシュで家に戻りました。計画性なさすぎ(^^;;いよいよまたセヴンの本格的シーズンですね。みなさんよろしくです。