ゆーじさん歓迎ツーリング その2  06.08.11

 tetsuさん共々泊まっていただきました。朝のんびりとテラスにて朝食をとってから出立です。今日は丸一日かけて高千穂までの移動と聞いているので、たっぷりとワインディングを楽しんでもらうことができそうです。

まずは別府の裏の塚原へ朝の塚原高原。正面は鶴見岳。

 天気予報では、今日一日大気は不安定だそうです。雨に備え急いでレーシングスクリーンに戻します。といっても作業は5分ほどですが。雨男の称号をほしいままにしているゆーじさんですから、油断は禁物です。tetsuさんは「俺はまだセヴンを雨に濡らしたことないから心配だなあ」とつぶやいています。頼みますよ、雨男さんm(_ _)m

おー、絶景だなあ。花もいいなあ。飯田高原へ

 ぼちぼちでいいので、昨年606さんもご案内した由布岳と由布院を望む絶景ポイントへご案内です。以前の私のページを見て、ぜひ通ってみたいとゆーじさんのリクエストを受けていた場所です。ちょっと頂上に雲がかかっていたのが残念です。

雲が多いけど、降らなければこの方が快適です。

 水分峠からやまなみハイウェイを走って飯田高原に向かいます。やはり山の上は涼しくて快適。夏は山に限りますねえ(^.^)

朝日台からの下り。

 地面に車の影が映っていますが、それほど陽射しは強くありません。どうぞこのままでいってくれますように。飯田高原から進路を北に取り、四季彩ロードを駆け下ります。玖珠まで降りると、さすがに陽射しの熱さを感じます。一旦給油に立ち寄りました。FC-4って経済的ですねえ。

経済的な車だなあ

 そのままR210を西に向かい、天瀬をめざします。途中慈音の滝で休憩です。よく立ち寄るこの滝は北向きの断崖にあるため、一年中日陰で涼しく感じます。火照る体を飛沫が心地良く冷やしてくれます。ゆーじさんに、JRの特急「ゆふいんの森」はここを通るときに徐行運転をするくらい名物なんですよと教えてあげようと思いながら到着すると、丁度「ゆふいんの森」号がゆっくり通っている時でした。

ゆーじさんに習ってパチリセヴンもクールダウン

 ここでtetsuさんは車載ビデオカメラを装着、先頭になりファームロードをめざします。まだまだ真夏の陽射しが照りつけています。

カメラアングルを考えてついてきてね(by Tetsu)

 本日のワインディング三昧ハイライトの一つ、ファームロードに入ります。が、しかし。なんと眼前にこやしを大量に積んだトラックがよたよたと坂を登っています。なんということでしょう。うんのつきすぎです。しばらく田舎の臭いの中を徐行運転した後、やっと解放されました。弾けるようにtetsuさんが出て行きます。追いかけるゆーじさん。元気だなあとつぶやきながら、私が続きます。動画(wmv 8.45MB 42秒)はこちら

げげげっ!?

 いつもの亀石峠に到着です。残念ながら阿蘇五岳は雲の中。それどころか、ちかくの雲からは真っ黒なカーテンが地面に延びています。「あちゃ〜、あの下は土砂降りですねえ。」とお互いに覚悟を決めます。

アイドルが低すぎるんだよなあ

 私はといえば、先日からどうもアイドリングが低すぎるようで。ただ回っているときはいいのですが、急に回転が下がったときには時折止まってしまいます。500rpm程だったのを700rpmまで上げました。これでまた安心して走れます。私たちがいるところにもパラパラと降ってきました。諦めてスタートさせます。

 走り出してからは路面はドライです。途中谷を通過するときに、線を引いたように急に路面がヘビーウェットに変わりました。雨がやんだ直後みたいで、湯気が立ちのぼっています。「雨の降っている最中でなくて、まだましだった。」と安堵していると、やってきました雨粒が。お約束のアクシデントがあった後(詳しくはゆーじさんのHPにて)、雨の中を別ルートにて飯田高原に戻ります。「ここには絶対行く。」とゆーじさんが決めていた花鳥使があるからです。

びしょびしょの服を干すの図特選花セット早く焼けね〜かな

 昼食時間が下がったせいか他にお客はいません。それをいいことにずうずうしいオジサン三人組は店内の椅子に濡れた上着を干します。(木村さんごめんなさい。) 

雨あめ降れふれ

 豊後牛の炭火焼肉を楽しんだ後、雨が止んだのを見計らって再びセヴンに乗り込みます。すると再びパラパラと。まったくぅ。

 牧ノ戸峠を越え、瀬の本高原まで降りてくると路面は乾いています。予定ではやまなみハイウェイが阿蘇外輪山の縁にでる城山展望所までお見送りするはずでしたが、肝心の阿蘇五岳の姿が雲に隠れて見えません。ゆーじさんが楽しみにしていたようですので、どうしても見せたくなって、急遽ルートを変更し大観峰の近くの展望所をめざします。しかし、到着したもののやはり雨粒まじりの濃いガスの中。

何も見えん西の空は明るくなってきてるね

 諦めきれずに待っていると、だんだん空が明るくなってきました。ガスの中から阿蘇五岳が姿を現し始めました。

広まりゆく希望の色見れた〜

 運良く見られてホッとしました。一通りの蘊蓄を並べた後、R212までご案内します。

ミルクロードを東へぎょぎょ、あれはやばいんでないかい!?

 ミルクロードのツーリングもここまで。ゆーじさんは南に外輪山を下ります。私とtetsuさんは雨が確実なやまなみハイウェイを避け、小国から九重に抜けるルートを選択しました。(といっても私の独断ですが)視野が開けた途端、絶望的な気分になります。前方を覆う分厚い雲。程なくして雨の中に突入です。もう今更何を言っても始まりません。無念無想の境地の中ひたすらに前を見て走ります。ワイパーの調子が今イチのtetsuさんは視界が充分とれず苦労している様子。

もうどうでもいいんです。だいじょぶかあ?だいぶ雲は高くなってきたんだけどなあ

 とうとうずっと雨の中別府まで帰り着きました。わざわざこの日だけ、雨だったんですよね〜(^^;;もちろんすぐ洗車をして、エアを吹いた後、乾燥機をコクピットに入れて回しました。いやあ、久しぶりの後片付けでした。

その1へ 今回の様子はゆーじさんのHPにも掲載されています。