Q7ML忘年会06 その1   06.12.02

 06年度の九州7ML忘年会が開かれました。会場は毎度お馴染み民宿「阿蘇の四季」です。

どんよりと重い雲が

 やや下り坂の天気が気にはなりましたが,昨年も足車での参加だったので今年こそはと前夜のうちに荷物をセヴンに積み込んで朝を待ちます。起きてがっかり。分厚く雲がたれ込めています。それでもなんとか行きたいと飯田高原に住む花鳥使さんに「そっちの様子はどう?」と尋ねてみました。「あ〜,今日は忘年会っすねえ。いやあ今日はセヴンはヤバイっすよ。さっきまで降ってたし,夜は雪になりますよ。」とのお言葉。

ポツポツと雨粒が寒々しい枯野です

 雪道でスピン>激突なんてのはカンベンですから,おとなしく足車で行くことにしました。

光の筋がみごとですやっぱり雲がびっしり氷雨に打たれる長者原

 由布院まで行くと,空から明るい光が差し込んで眩しいです。しかし飯田高原にたどりつくと,九重連山の頂上付近は雲の中。長者原では案の定冷たい雨に降られます。気温もグングン下がって,牧ノ戸峠では−2.5℃になりました。いつのまにか前後にも車が全くいなくなりました。(そりゃそうだろう>こんな天気では)

 山の天気は変わりやすいとは言いますが,まさに牧ノ戸峠を越えると,向こうに広がるのは眩しい光の世界。画面左に根子岳が見えているのがおわかりでしょうか?

晴れてるやんとっても美しかったので,つい・・・

 三愛レストハウスを過ぎると路面は完全ドライ。夕方の雲が美しく輝いています。

城山展望所より

 ひとっこ一人いない城山展望所からの阿蘇五岳。拡大写真はこちら(6266×2228 2.7MB)

鮮やかでした誰もいない雲がきれいで

 普段なら路上に車を停めて写真などとんでもありませんが,今日は別です。夕陽に照らされる外輪山の紅葉を落ち着いてファインダーに納めました。それでも後続車は一向にきません。宿に入るまでに少し時間があったので,前から行ってみたかった「古閑の滝」に足を伸ばしました。といっても駐車場までは宿から数分です。

これはこれでかわいい説明です

 足下に小さな落差がありますが,もちろんこれではなく,見上げる空高くから落下しています。写真は女滝の方。もうすぐ凍り付き素晴らしい景色がみられるそうです。

 体まで冷え切ったところでと言いたいのですが,駐車場からは結構な坂道。車に戻ったときにはへろへろです。暑くて窓を開けて走りました。

ちょうどよい雰囲気になっています

 宿につくと,とっても山里の雰囲気が漂っています。いつもの離れに行くと,既に幹事のKODAさんを始め数名のメンバーがこたつを囲んでいました。結局今年の参加者は,例年になく少なくて7人。しかもセヴンで来た猛者は一人もいません。「こんな日にセヴン乗るなんてキチガイのやることったい。」とみんなぬくぬくと足車で来ています。私も含めみんな年寄りになったなあ(^^;;

この料理+地鶏と阿蘇牛,もつの炭火焼きがメニューです

 今年は宿自慢の露天風呂が二つ完成しています。「貸切にできるのでぜひどうぞ。お月さまの湯もいいけど,四季の湯の方が広いよ〜。」とおかみさんに促され,みんなで「四季の湯」に入りました。浴槽が広い分,お湯が熱くなくて丁度いい感じ。みんなで和みます。落ち着いたところで夕食に向かいました。しかし,なにか調子がでません。もちろん理由はよく分かっています。98年の第一回から毎年欠かさず参加してきた横石さんが,今年はこの場にいないのです。毎年みんなの中心になって朝まで熱弁をふるう氏は,やむを得ない理由で不参加ですが,「この会だけは何がなんでもでたかったのに。」と悔しがっておいででした。みんなも,「横石さんがおらんと酒が減らんなあ。いつもなら夕食の前に一升空くのに〜。」とぼやいています。来年は必ずお会いしましょうね〜\(^_^)/

山形の酒はやさしいですよね

 今年,私が用意したのはごらんの「十四代」前に呑んで手頃だったので,これにしました。やはり朝を待たずして空いてしまいました。それにしてもHIROさん,いつもながらピッチが速いなあ。宿もかなりグレードアップが進んで,炭火焼きの部屋も防寒がしっかりなされるようになっていました。以前は窓際の席は背中がスースーして大変でしたが,もうそんな心配もありません。気持ちよく炭を囲みます。おかみさんからは樽酒もサービスで振る舞われ,みな上機嫌です。

この酒ふわっとしてるなあ

 今年の夜会の中心はこのお二人。議題はずばり「リヤブレーキ」です。しかし,食事をしている皆さんをあとに私は部屋に戻りました。掲示板にあるように,熊本にお住まいの黒川さんがわざわざ見えてくださっているからです。メールや電話では何度もやりとりしていますが,今回初めてお会いすることができました。セヴン談義に花を咲かせましたが,惜しくもみんなが戻ってくる前に「明日があるので」とお帰りになりました。今度はセヴンに乗りながら話しましょうね。充分なおもてなしができずにすみません。

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