COZY第2回カート耐久レース&ツーリング その2   07.04.15 

 駐車場にはさらにマシンが増えていました。

 328GTSはいつ見ても素敵です。私なんかこの姿を眺めているだけで幸せな気分になります。

 これまた久しぶり。トミーカイラZZですが、んん!?なんかリヤフェンダーってこんな形でしたっけ?と覗いてみると、ホイールにはスペーサーが入ってます。詳しい方々に訊ねると、「ああ、これは拡げてあるよ。フレームの剛性感はセヴンとは別物だねえ」と一言。かっちょええなあ。

 そうこうしている内にレースの時間となりました。私が混ぜてもらったチームは幹事の竹本・長倉さんのチームです。「まあ親睦だから楽しく行きましょう。」と竹本さんから提案がありました。初めてだった前回とは違い、私も余裕しゃくしゃく。なごやかに7人の出走順が決まりスタートしました。

 TOPスタートは酒井さんです。ロケットスタートを決めたかと思うと、carbSのマシンと激しくトップを競り合っています。

 私は2時間耐久レースで7人中の6番目、のんびり構えていたら、走るメンバーが替わってもずっと我がチームは1ラップあたり45〜47秒台で走りトップを維持しています。竹本さんに「まあ親睦ですから、遅くても怒らないでくださいね。」と軽口を叩くと、「何言っとるんだ。ここまできたら優勝だ。断じて抜かれることなんかあってはならん。」と叱りつけられてしまいました。ひええ〜。

 談笑しているのは先ほど46秒台を連発していた女性です。一番速い人で45秒台ですからすごいっす。やはり体重は大きな要因でしょうか?と内心焦り出します。すると耳に聞こえてきたのは「工藤さんが49秒台だって。やはり体重の影響は大きいようだぞ。」との会話でした。セヴンのレースでいつもトップ集団にいる工藤さんでそれですから、私なんて50秒を切れたらバンザイですねとチームメイトに牽制球を投げ負担を軽くしようとしました。「もし50秒切れたら写真をとって下さいね。」とお願いしてカートに乗り込みました。

 しかし、前に進みません。立ち上がりで他のマシンに並んでもす〜っと置いて行かれます。まあこっちはタンデムで乗っているようなもんですからしょうがありませんよ。ハッハッ(^▽^タイムの方もチームドンケツで一人だけ47秒台に入りませんでした。

 私が降りた後のアンカーもすっ飛ばし、2位のチームを3ラップほど離して独走です。あんまり差ががあったので酒井さんの奥様にも「遊んでおいでよ。」と出ていただくほどの余裕です。それでもダントツでチェッカーを受けました。みなさん凄いなあ。

 場所を移して表彰式です。前回と違って、ボードに順位がリアルタイムで出ていたので緊張はありません。

 にこやかな表情で順位が発表されます。我がチームからは酒井さんのご家族がポディウムの一番上に上がりました。

 お約束のシャンパンファイトですが、2位の恒元社長が勢いよくコルクを飛ばそうとしたらコルクの先だけちぎれてしまいました。「あ〜だめや〜。持って帰って開けることにしま〜す。」と苦笑いしています。

 1位の副賞はミニカーです。恒元社長が「これOCEANさんにあげるわ。持って帰って呑んで〜。」とコルクのちぎれたスプマンテを下さいました。って、どうするんですかこれ。絶対途中で暴発するに決まってる。アルコールをぶちまけながら帰るなんて悲惨です。結局ゴミ袋の中からコルクを止めていたワイヤーを引っ張り出し、再度止めた上にガムテープをこれでもかと巻きました。工藤さんからは「あんた、来るたんびに何かいっぱい物をもらって帰るなあ(^^;;」とからかわれちゃいました。

 皆さんにお別れを言ってセヴンに乗り込みます。長倉さんからは「壇ノ浦PAでコーヒーブレイクするから、時間があれば寄ってよ。」と声をかけていただきました。嬉しいけど雨になる前に帰り着きたいので生返事をしてしまいました。山口市内でGSに寄る皆さんと別れて、一人小郡ICを目指します。たっぷり給油した後、ICのランプを駈け上がると、丁度目の前を一つ手前のICから乗った長倉さんたちの一団がふっとんで行くところでした。せっかくだから後ろにつき、そのままPAにもお邪魔しました。

 PAでしばし歓談した後、お先に失礼しました。結局ほんの少しぱらりときたけれど、濡れることなく帰宅することができました。楽しい企画ありがとうございました\(^_^)/

 そうそう、財布に手痛いダメージとはこれです。レーダー探知機がギャップを乗り越えたときのショックで外れ、ヘルメットに激突したあとどこかへ消えてしまいました。これでまた数万円の出費を覚悟せねばなりません。小遣いだけでセヴンを維持している私にとっては大問題です。ウウ(T_T)

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