606さん歓迎ツーリング その1   07.09.29 

今回の記事は606さんのHPにある報告書「行くぜ! 九州やまなみハイウェイ!」や画像とご一緒に見られることを推奨します。きっと楽しいと思いますよ\(^_^)/

 2年前にふとした縁から,ご一緒した606さん。その人柄の素晴らしさに感銘を受け,ずっとお世話になりっぱなしです。前回お越しになったすぐ後から,「再来年また行くから。」と宣言されていましたが,いよいよその時がきました。といっても例のごとく悪天候にさいなまれ,予定延期。仕切り直しですが,またもや台風の影が。。。

 予定では大阪よりのフェリーで来られる606さんをananさん以下大分組でお迎えする予定だったのですが。。。空には厚く雲がたれ込めています。昨日まではいい天気だったのに〜。それでもまだ高崎山には雲がかかってないからと,ケータで港までお迎えにあがります。

顔が険しく見えるのは真っ黒な雲のせい!?

 ananさんに電話をすると「大分は土砂降りやで。とてもじゃないけど今日はムリムリ。諦めるわ。」と白旗ムード。確かに海の向こうに見える大分は白く煙っています。606さんの下船を待っている間に頼みの高崎山も見えなくなってしまい,ポツポツ雨が落ちてきました。万事休すです。とりあえず,挨拶もそこそこに606さんをご案内して我が家まで逃げ込みます。

海地獄前,既に路面はウェット

 もちろん普段であればセヴンを動かすことなんてありえません。豪雨が確実なんですから。しかし,せっかく来ていただいたのにとありとあらゆる情報を集め,検討を重ねます。「無理しなくていいですよ。」と606さんは優しく言ってくださいますが,本心は走りたいはず。竹田・阿蘇方面は午前中降水確率10%というデータを信じることにしてセヴンで出かけることにしました。もちろん雨に打たれるのは覚悟の上です。

志高湖入口付近にて。びしょびしょやがな。

 国道に出たとたん,激しい雨音が耳に入ってきました。あっという間にずぶ濡れです。今から街を離れワインディングが始まるという交差点で606さんが「oceanさん,大丈夫ですかあ。無理してくれなくてもいいですよ。」と気遣ってくれます。でも,もう濡れちゃったし雨雲の向こうにドライ路面があると信じ込むことにした私は「私なら大丈夫ですよ〜\(^_^)/」と精一杯の笑顔で応えました。

やっぱり雨だここは少しの区間ドライ

 山を越えると途端に雨は止みました。路面はドライ。これだからなあ。少し安心して走り再び山を越えます。「本当なら気持ちのよいお気に入りのワインディングを秋の陽射しの中で満喫していただこうと思ってたのに〜。これじゃこのコースの良さなんて全く味わえないじゃないか〜」とやけくそ気味にヘルメットの中でわめきます。長湯を過ぎたあたりで,また雨がしとしとと降り出しました。ここまでくれば大丈夫だと思っていたのにしょぼ〜んです。気分を変えるために606さんを七里田温泉に誘いました。ここの「ラムネの湯」は湯温は低めだけど気持ちよさは特筆もの。もしこの後がボツってもちょっとくらいは想い出になります。

雨の中残念そうな606号とりあえずパチリ

 七里田温泉を発つ前にダル・ヴィーダの佐藤さんに電話します。あったかいコーヒーを出していただけるはずです。「こっちは朝から全く降っていませんよ(^。^)」との言葉に耳を疑います。だってここからほんの数kmですよ。これだから山は。。。

でもやっぱり降ってるんだよね〜。

 走り出したらやっぱり雨。せっかく着替えたのにすぐ胸元が濡れてきます。しかし,R442との交差点を過ぎた途端,路面はドライ。ほんと線を引いたみたいに。これだから山は。。。

屋根代わりのブルーシートうわぁ,なごむなあ

 到着すると佐藤さんがブルーシートを用意してくれていました。「たぶん大丈夫とは思うけど,念の為にね。」といつもの優しい笑顔にほっとします。夢のようなスペースの中で606さんもリフレッシュした様子。雨が再び降ってくる前にとセヴンに乗り込みました。

路面はドライ。さあ行くぜ!コスモスがゆれている

 久住高原GCから地ビール村へと続くあたりは,佐藤さんお薦めの快適コース。雲と霧は多いけど気持ちよく走って三愛レストハウスを目指します。晴れていれば絶景なんですけど。

しっかり身支度を

 606さんは半袖になり夏モード。漢だなあ。私はといえば,やはりヘルメットと長袖は手放せません。少しでも先行車を気にせずワインディングを走ってもらおうと泉水グリーンロード経由で花鳥使をめざします。やはりここは606さんに花鳥使さんの美味しい豊後牛を食べていただかなくては,はるばるお出でいただいた甲斐がございません。

スキー場の前も今は一面の草地車がいないなあここがやまなみですよ〜

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